藤田和日郎 プロフィール紹介
氏名 | 藤田 和日郎(ふじた かずひろ) |
性別 | 男性 |
誕生日 | 1964年5月24日 |
受賞 |
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作品を厳選ランキングで紹介!
9位【双亡亭壊すべし】 全25巻(完結)
行方不明者が出るなど奇妙なうわさが付きまとう幽霊屋敷「双亡亭」を巡って展開されるモダンホラー作品。
政府による双亡亭に対する空爆が実施され、一帯は炎と黒煙に包まれるものの、屋敷は無傷のままだった。
立ち入った先で闇と出会ってしまったら、もはや己は己でなくなるだろうとされる奇妙な屋敷を、霊能者や自衛隊、総理大臣までがなんとかしてこの「双亡亭」を壊そうとする物語。
予想外の展開が多く、続きが気になる作品となっており、個人的にはほぼ一気読みしてしまった漫画です。
8位【月光条例】 全29巻(完結)
数十年に一度、真っ青な月の光が「おとぎばなし」の世界をおかしくする。
おかしくなってしまった「おとぎばなし」の世界を正すべく、「月光条例」の使者である[鉢かづき姫]は、「読み手」と呼ばれるこの世界に助けを求めやってくる。
腕っ節が強く、非常に喧嘩っ早い、超が付くほどのひねくれ者の不良高校生[岩崎月光]は、偶然なりゆきで「月光条例」の極印が刻まれ執行者となり、おかしくなってしまった「おとぎばなし」を正すための戦いを始めるというストーリー。
様々な物語とストーリー展開が面白く、ガサツな性格ながら、正義感に強く、機転が利き、頭の回転が速いところがどこか憎めない良いキャラとなっており、個人的にこの作品では月光が一番好きなキャラです。
7位【藤田和日郎短編集 夜の歌】 全1巻(完結)
新人コミック大賞入賞作「連絡船奇譚」を始め、「メリーゴーランドへ!」「夜に散歩しないかね」「掌の歌」「からくりの君」収録の傑作短編集となっている。
藤田先生の荒々しさと作風の一貫性に驚きました。
どの話もおすすめですが、個人的には「からくりの君」と「掌の歌」ですね。
独特な雰囲気の中に、憧れに近い感情を持ちました。
見る人によって感じ方は違ってくると思いますが、だからこそ、是非とも読んでみてもらいたい作品です。
6位【うしおととら外伝】 全1巻(完結)
「うしおととら」の外伝となる話なのだが、うしおととらが出会う前の話が描かれている。
平安の時代のとらがあらぶっていた頃の話や、鏢さんの修行時代、紫暮と須磨子の出会いのお話などなど。
どれもファンには楽しめる作品ばかりです。
個人的には、とらが槍に封じられた時のお話が一番好きで、なんだかんだ言っても、とらは人間が好きなんだなと感じていました。
出来れば、本編である「うしおととら」を読んでから、見てほしい作品です。
5位【黒博物館スプリンガルド】 全1巻(完結)
脚に「バネ足」を仕込み高く跳び上がり、目と口を光らせて奇怪な声で笑う怪人物[バネ足ジャック]と呼ばれる、霧深き19世紀の倫敦(ロンドン)を大混乱に陥れた都市伝説を元に描かれたゴシックアクション漫画。
謎の怪人とおぞましき連続殺人、そしてある片思いが描かれているのだが、全1巻ながらよくまとめられており、とても面白い作品です。
ヴィクトリア朝イギリスと伝奇作品が好きな方にはピッタリな内容です。
4位【黒博物館ゴースト アンド レディ】 全2巻(完結)
ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に、ドルーリー・レーン王立劇場に遺されていたという「かち合い弾」と呼ばれる謎の銃弾が展示されていた。
ある日、それを見せてほしいという老人が訪れ、その由来を語る代わりに頼みを一つ聞いてもらいたいと言う。
学芸員が応えると、老人の体から「灰色の服の男」が現れ、歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを語り始めるというストーリー。
実在の人物を新解釈で描いており、うまく伝奇的な要素も織り込まれており、独特な雰囲気を味わえ、とても面白くまとめ上げられています。
3位【邪眼は月輪に飛ぶ】 全1巻(完結)
座礁した米空母が東京に持ち込んだフクロウ[ミネルヴァ]。
この鳥を見た者は、直視はもちろんモニター越しでも死んでしまう。
多くの兵士が死に、さらに東京の街中にやって来たミネルヴァは、空前の死者を出してしまう。
そのミネルヴァ殲滅の命を受けて、米軍特殊部隊が派遣される。
その部隊の中に、かつてミネルヴァを仕留めたただ一人の男である老マタギの[杣口鵜平]と、その娘で巫女の[輪(りん)]姿があった。
見るものを死に誘うミネルヴァは仕留めることは出来るのか…というストーリー。
凄惨な設定ながらも、とてもカッコよく、面白い作品なので、個人的にはおすすめ漫画の一つです。
2位【うしおととら】 全34巻(完結)
主人公[蒼月潮]は自宅の蔵で一本の槍に封印されていた[とら(蒼月潮が名付けた)]と出会う。
妖怪に襲われ、槍の封印を解き、[とら]と戦うことになるが、大妖怪の[とら]と封印を勝手に解いてしまった潮の行動を見過ごせないと、仏教団体「光覇明宗」との戦いに巻き込まれていくというストーリー。
妖怪を用いたホラーテイストの正統派バトル漫画である。
[とら]を封印していた、妖怪を滅ぼすためだけに作られた「獣の槍」を用いて、[とら]と共に戦う姿や、わがままで自分勝手な性格の[とら]と徐々に心を通わせていく姿はとても面白く、ストーリー展開も間延びなく、どんどん惹き込まれていく根伊作かと思います。
1位【からくりサーカス】 全43巻(完結)
うしおととらの作者である藤田先生の作品。
小学5年生の[才賀勝]は大手電機メーカーの社長である父の死により180億円の遺産を相続する。
そのことにより異母兄弟から命を狙われていたところを拳法家の青年[加藤鳴海]と人形遣いの女性[しろがね]に助けられるが、鳴海はその戦いの中で爆発に巻き込まれ、片腕だけを残し行方不明になってしまう。
行方不明となった鳴海と才賀勝を中心に、人類に仇なすからくり人形との闘いに巻き込まれていくというストーリーなのだが、他者を笑わせなければ呼吸困難に陥るという奇病「ゾナハ病」や懸糸傀儡(マリオネット)と呼ばれる機械人形での戦闘など、見どころの多い作品である。
まとめ
藤田 和日郎先生の作品は、個人的に大好きな作品ばかりです。
躍動感のある動きや迫力のあるバトルシーンが好きで、独特な世界観がとても面白い作品ばかりです。
新連載も始まり、これからも応援して追い続けていきたいと思います。
ちなみに、他の先生方の漫画作品おすすめランキングもまとめてありますので、興味のある方は参考にしてもらえるとありがたいです☆
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