ジャンル別ランキング

非現実を楽しめる異世界漫画の厳選おすすめランキング50選

いろんな漫画作品がある中でも、人気の高いジャンルである「異世界漫画」

転生物や転移物など、非現実世界を満喫しつつ、とても楽しめるジャンルです。
主人公最強系やモン娘を絡めたハーレム作品など、おすすめ出来る作品が多く、選別が大変でした(笑)
現在進行形で連載されている漫画から、長きにわたり人気が衰えずにファンの多い完結作品も含め、ランキングにして紹介したいと思います。

厳選おすすめランキングを発表!

異世界漫画のおすすめランキングを作成していて強く思いましたが、どれもかなり面白く、正直、甲乙つけがたいレベルの作品でした。
今回のランキングの基準は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで売れ筋となっているランキングや、口コミの人気をもとにしており、最終的には私の個人的好みも加味されたランキングとなっています。

おすすめランキング 50位→41位

50位【俺だけ入れる隠しダンジョン】原作:瀬戸メグル・作画:樋野友行 連載中

貧乏貴族であるスタルジア準男爵家の三男[ノル・スタルジア]は、就職が決まっていたものの、初出勤日に別の子爵家のコネで職を奪われ、無職となってしまった。
意気消沈した姿を見た母に、就職先には困らないことで有名な「英雄学校」への進学をすすめられるものの、自分にはその実力もない…
途方に暮れていたノルに、幼馴染の[エマ・ブライトネス]の情報と自身の持つレアスキル「大賢者」の能力により、今は誰も存在を知らない「隠しダンジョン」の場所を発見する。
そこで、200年もの間封印されているという伝説の女冒険者[オリヴィア・サーヴァント]と出会い、封印を解くため、オリヴィアの持つ伝説級のユニークスキルを与えられる。
その能力は「創作、付与、編集、LP変換」というもので、使い方次第で無限の可能性を秘めたものだった。
ここまでの設定でも面白そうなのだが、個人的に好きな設定が、この能力はLPを変換しないと使えないという点で、このLPは生命力を数値化した物で、この数値が0になると死に至る。
LPを増やすには欲望を満たす必要があり、「魅力的な異性とイチャイチャする」・「美味しい食事をとる」・「何らかの目標を設定し達成感を満たす」のいずれかの行動を起こす必要があるというもの。
うまくお色気要素を織り込みつつ、ストーリー展開も読みやすく、わかりやすいため、面白い作品となっています。

49位【実は俺、最強でした?】原作:澄守彩・作画:高橋愛 連載中

いじめが原因で中学3年生の時から5年間引きこもりだった少年は自室で突然死してしまうものの、女神からすすめもあり、異世界に転生する。
転生先の世界では魔力こそが絶対とされる世界だったこともあり、女神から1002という桁違いの魔法レベルを与えられる。
だが、この世界での最高レベルは77ということもあり、測定できる数値が二桁しかなく、魔法レベルが2しかないと誤解されてしまう。
しかも転生したのは王族の息子ということもあり、王族での汚点となることを恐れ、死産だったことにされ、赤子のまま森に捨てられてしまうのだった。
見た目は赤ん坊のだが、内面は前世のままなため記憶や周囲の状況は把握して出来ているものの、赤ん坊の状態では何も出来ず困惑しているところ、巨大な狼の魔物に襲われてしまう。
赤ん坊ながらも魔法レベル1002ということもあり、唯一使えた結界魔法で魔物を撃退する。
その後、王族の一員である[ゴルド・ゼンフィス]に救われ、彼の息子[ハルト・ゼンフィス]として生きていくことになるというストーリー。
作画のうまさはもちろんながら、周囲には低レベルと思わせながら、最強っぷりを知らしめていく、転生ものの王道をいく作品で、個人的にはとても大好きな漫画です。

48位【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術】
原作:むらさきゆきや・作画:福田直叶 連載中

『クロスレヴェリ』というMMORPGのゲーム世界で、「魔王」と恐れられていたプレイヤー[坂本拓真]はある日、眠りから目を覚ますと、見慣れない場所に立っており、目の前には2人の少女がいた。
この2人により召喚獣として召喚されたのだった。
隷従の儀式が進む中、ゲーム内で所持していたはずのアイテム「魔王の指輪」を持っており、このアイテムの効果により隷従の儀式の効果が反射し、逆に2人を従えることになってしまう。
コミュニケーションが絶望的に苦手な坂本は、ゲーム内で振る舞っていた魔王としての言動を駆使しつつ、キャラ名[ディアヴロ]を名乗り、わけもわからぬまま、異世界での生活を送ることとなる…というストーリー。
ヒロインも可愛く、魅力的な点も高評価ながら、コミュ障ながらも魔王キャラを演じることで展開されるストーリー展開と、主人公の最強っぷりが楽しめる、おすすめの面白い作品となっています。

47位【異世界居酒屋「のぶ」】原作:蝉川夏哉・作画:ヴァージニア二等兵 連載中

大将の[矢澤信之]と成り行きで彼に同行して店を手伝うことになった[千家しのぶ]の二人は、京都にあるシャッター通りと言われるほどに寂れた商店街の一角でお店をオープンする。
しかしこのお店の表口は、異世界にある帝国の古都「アイテーリア」と繋がっていた。
価値観の全く違う世界の中、安価で新鮮、しかもどの料理も旨いということもあり、アイテーリアの兵士たちに大人気となっており、店内と時に店外で巻き起こる様々な事件や出来事が描かれた作品。
作画のクオリティが高いこともあり、どの料理もめちゃくちゃ美味しそうで、読んでいて毎回飯テロ漫画だなと思わせれています。
グルメ漫画としても楽しめますし、給仕の可愛いシノブちゃんにほっこりすること間違いなしの作品です。
個人的に、生ビールのことを「トリアエズナマ」と呼んでいたりする異世界と現世が絡み合う設定なども好きなポイントです。

46位【異世界迷宮でハーレムを】原作:蘇我捨恥・作画:氷樹一世 連載中

主人公である高校生の[加賀道夫]は、インターネットの怪しげなゲームサイトで初期設定を完了させた途端、突如として異世界に転移する。
初めはよく出来たゲームと感じていたものの、徐々にこれが現実だと認識する。
奴隷商人から勧めで、迷宮に潜るなら奴隷を所有してパーティーを組むのがよいと考え、狼人族の[ロクサーヌ]を購入し、迷宮の探索をしながら、ロクサーヌと甘々な生活を送る。
迷宮や交易で稼いでは自分の興味に合わせて奴隷を購入し、どんどんハーレムを作っていくという、ハーレム系なろう作品です。
エロに振り切らず、お色気要素を盛り込みながら、ストーリー展開も楽しめる、おすすめ作品の一つです。

45位【異世界食堂】原作:犬塚惇平・作画:九月タカアキ 全3巻(完結)

普段はオフィス街にある、ごくふつうの食堂だが、毎週土曜日の店休日だけ特別な扉が異世界につながり、異世界から訪れた特別な客でにぎわうようになるという、異世界とつながる不思議な食堂『洋食のねこや』を舞台とした、グルメ要素をふんだんに楽しめるファンタジー作品となっている。
異世界から訪れる客が舌鼓を打つ料理はもちろん、店主と客達、客同士の交流をメインにしたストーリー展開もふんだんに盛り込まれており、現世と異世界の世界観をうまく織り込み描かれた漫画です。

ちなみにアニメ化されたことに伴い、内容はほぼ同じながら、アニメ版のキャラデザやストーリー準拠された『異世界食堂 〜洋食のねこや〜』が再漫画化されています。
作画をヤミザワ・モロザワ先生がされており、現在連載中となっていますので、興味がある方は読んでみて下さいね☆

44位【ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで】
原作:篠崎芳・作画:鵜吉しょう 連載中

クラスメイトと一緒に異世界へと召喚された高校生[三森灯河]。
クラスメイト達はS級やA級レベルの勇者として召喚される中、三森はただ一人だけ最低ランクのE級だった。
しかも取得したスキルは、その世界ではハズレ枠と称される「状態異常スキル」だった。
この結果から、女神ヴィシスにより見限られ、生存率ゼロの遺跡へと「廃棄」されてしまう。
即死レベルの絶望的な状況から、自身のハズレスキルを駆使し、魔物を倒し続ける。
絶望的な状況からレベルアップと共に生還した三森は、自身を見限り、死の淵に追い遣った女神ヴィシスとクラスメイトたちへの復讐を胸に、旅に出る…というストーリー。
設定とストーリー展開が惹き込まれていくように面白く、主人公が努力の末、成長する姿を楽しめる作品となっています。

43位【異世界チート魔術師】原作:内田健・作画:鈴羅木かりん 連載中

平穏な学生生活を送っていた高校生の[西村太一]と[吾妻凛]の二人は、突如足元に魔法陣が現れ、異世界に転移させられてしまう。
知らない異世界での生活のため、二人は冒険者になることを決意する。
訪問したギルドで魔力の検査を受けたところ、規格外の結果が出たことから、ギルドマスターのすすめで魔術師[レミーア]のもとへ案内される。
そこで改めて魔力測定を行ったところ、二人とも異なった特殊な素養があることを知る。
凛は驚異的と言える魔力を持った、火・風・土・水の四大属性全てに適正を持つ四大魔術師(クアッドマジシャン)であり、太一は単独で国一つを滅ぼすことのできるほどの圧倒的な魔力を持っていた。
強大すぎる力を持つ二人に、善にも悪にもなる怖さを感じ、力の使い方と生きるすべを教えるため、レミーアは二人を弟子にする。
ありがちな設定ながらもストーリー展開がうまく、人の弱さや年相応の葛藤や不安など、人物像の表現もうまく織り込まれており、読みやすく面白い作品となっている。

42位【転生したら剣でした】原作:棚架ユウ・作画:丸山朝ヲ 連載中

交通事故により死亡し剣に転生した元人間主人公と、元奴隷の黒猫族の少女の成長と絆の物語。
転生前の名前などはわからないものの、知識は残しており、転生した剣のスペックは桁違い。
『知性を持つ武器』として転生した段階から幾つかのスキルを保有している上に、倒した魔物の魔石を斬り砕くことにより、その魔物の持つスキルや特性を喰らうことが出来る。
しかも、「念動」という能力を使うことで、装備者無しで自由に飛び回ったり物を浮かすが可能という、高スペックな剣ながら、不用意に降り立った地が魔力を吸収する特殊地帯だったことから、地面に突き刺さり、自分だけでは動くことが出来なくなってしまう。
そんな絶望的な状況の中、魔物に襲われ逃げてきたフランと出会い、自分を引き抜いて救ってくれたことに多大な恩を感じ、彼女を救い、成長させることを目標に生きることを決意する。というストーリー。
剣と少女という珍しい設定ながらも、よく出来たストーリー構成と展開に、思わず読み進めてしまう程面白い作品となっており、個人的にはかなりおすすめの漫画です。

ちなみに、いのうえひなこ先生作画のスピンオフ作品『転生したら剣でした Another Wish』も発刊されていますので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

41位【聖女の魔力は万能です】原作:橘由華・作画:藤小豆 連載中

異世界にある「スランタニア王国」では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生していた。
これまではそのたびに、魔を祓う力を持つ「聖女」が現れ、国を救ってきたのだが、今回は聖女が現れなかった。
やむなく、過去の事例を参考に、「聖女召喚の儀」を行なった。
そこで召喚されたのが[小鳥遊 聖](セイ)と[御園 愛良](アイラ)だった。
しかし、スランタニア王国の第一王子[カイル]は、戸惑うセイには目もくれず、アイラだけを聖女として扱い、彼女だけを連れてその場を立ち去ってしまう。
その態度に腹を立てたセイだったが、元の世界にも戻る術が分からず、周りからの説得もあり薬用植物研究所にて研究員として働き始める。
そこで魔力の使い方を教えてもらい、初のポーションを作ることに成功し、聖女として歩みを進めていくことになる。
少しずつ聖女としての功績が上がり、認められていく様子や、恋愛要素も徐々に出てくるので、読み進めるのが面白い作品です。
セイがメインのストーリー展開なので、個人的には一緒に転移させられたアイラがやや可哀そうに感じますが、今後の展開にも活躍していくのではないかと期待しています。

ちなみに、そんなアイラに焦点をおいたスピンオフ作品『聖女の魔力は万能です 〜もう一人の聖女〜』が亜尾あぐ先生作画で発刊されていますので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

おすすめランキング 40位→31位

40位【神達に拾われた男】原作:Roy・作画:蘭々 連載中

ブラック企業に勤める中年サラリーマン[竹林竜馬]は、就寝中のくしゃみが原因で天涯孤独のまま、あっけなく死亡してしまう。
死後、三柱の神により異世界へと転移することになるのだが、不遇な過去や経緯から神たちから手厚い加護を貰うことになる。
生前の記憶は残っているので、身体は8歳・精神と知識はアラフォーという奇妙な状態となりつつも、転生後は、自身の過去をやり直すためスローライフを満喫する。
それから3年後、森の中でジャミール公爵と偶然出会ったことで、リョウマの生活は様変わりしていくことになる。
派手なバトルシーンはないものの、主人公の規格外の強さはもちろん、元々持っている生真面目で温和な性格も相まって、ほっこりするハートフルな内容となっています。
個人的には、スライム好きで様々な能力のスライムを駆使しながら規格外のことを成していく設定がとても面白く、おすすめしたい作品の一つです。

39位【治癒魔法の間違った使い方 〜戦場を駆ける回復要員〜】
原作:くろかた・作画:九我山レキ 連載中 全21巻(完結)

突如、異世界に召喚された[ウサト]・[カズキ]・[スズネ]の3人。
勇者を求めて召喚されたのだが、勇者として呼ばれたのはカズキとスズネであり、ウサトは巻き込まれた形だったのだ。
カズキには光属性、スズネには雷属性の魔法系統の属性がある中、ウサトにはあったのは治癒魔法だった。
およそ戦闘向きではない系統ながらも、ウサトは二人の助けになれるならと、自らの能力を高める決意をし、救命団に入団する。
だがこの救命団は、治癒魔法で自身の傷を癒やしながら身体を鍛え抜き、鍛え上げた肉体を駆使し、誰よりも早く戦場を駆け回りながら怪我人を収容・治療し、時には怪我人を出す原因を自力で排除するという、本格的にヤバい脳筋集団だった。
過酷な訓練と、団長の「可愛がり」のおかけで、尋常じゃない能力と精神力を手に入れ、異世界を駆け巡る…というストーリー。
主人公はこのウサトなのだが、かなりの最強っぷりなのがまた面白いですね。
発想の転換による設定が面白く、多少の無理をしても説明が通るところが個人的には好きですね。
持ち前のキャラと性格から、老若男女問わずに仲間が増えていくのも個人的に好きな展開なので、かなりおすすめの漫画となっています。

38位【回復術士のやり直し】原作:月夜涙・作画:羽賀ソウケン 連載中

勇者に憧れるごく普通の少年[ケヤル]は、自身が『癒』の勇者であることを知り、『術』の勇者であるジオラル王国の第一王女[フレア・アールグランデ・ジオラル]に連れられ、人たちに応援されながら村を後にする。
だがしかし、癒しの力はすごいものの、癒す相手の受けた苦痛をその身に体感してしまうという欠点があることと、表向きは清楚を装いながらも、その本性は残忍非道な支配欲の塊であるフレアと他の勇者たちから、薬漬けにされ、日常的に虐待されながら、人としてではなく道具以下の仕打ちを受け続けていた。
最終魔王戦でフレア率いる勇者パーティーは全滅するも、本来の能力を隠していたケヤルは魔王を倒し、「賢者の石」を手に入れ、自身の「回復」能力を使い、『時間逆行』を行ない、二周目の世界で、復讐を果たすべく行動を始める…というストーリー。
残酷描写や異常性癖の描写が多い内容のため、読み手を選ぶ作品ではあるものの、好きな人にはドンピシャな作品となっています。
勇者の体液を身体に取り込むことで、本来定められたレベル上限を上げることが出来るという設定もあり、お色気要素を前面に出されているのも特徴ですね。
偏った性格や行動が多いキャラ多数なので、胸くその悪い展開もありますが、しっかり復讐されていくので、その点もある意味スッキリする内容となっていますので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

37位【魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜】
原作:秋・作画:かやはるか 連載中

二千年前の神話の時代、魔王[アノス・ヴォルディゴード]は、絶え間なく続く人間・精霊・神の戦争に嫌気がさし、自ら和睦を申し出る。
その内容は、「自らの命と引き換えに、人間界、魔界、精霊界、神界の四つの世界を千年の間消えない壁で隔て、自らは二千年後に転生する」というものだった。
この和睦は受け入れられたことで静穏な時代が過ぎ、2000年後、アノスの宣言通り転生する。
だが、アノスの予想とは反し、世界の魔法レベルが2000年前とは比べ物にならないほど低次元なものとなっていることを知る。
しかも、この時代では「暴虐の魔王」として知られているのが自分ではなく、「アヴォス・ディルヘヴィア」という名前の人物だと知る。
「魔王学院」に入学するも、学院で初めての「不適合者」の烙印を押されながら、傍若無人に理不尽に対して無双していく…というストーリー。
主人公最強系の話で、気持ちの良い程俺様な主人公なのだが、それに見合った最強っぷりに、気持ち良さも感じられる作品となっており、とてもおすすめの漫画の一つです。

36位【転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜】
原作:夜州・作画:nini 連載中

通り魔から少女をかばい死んでしまった[椎名和也]は、夢にまで見た剣と魔法の世界に転生する。
貴族の三男[カイン・フォン・シルフォード]として転生し、五歳の誕生日を迎え洗礼を受け、神々の加護を受けるのだが、そこで与えられたのは多大過ぎる神々の加護と、その恩恵で規格外となったステータスだった。
本人の意図せぬ方向に話は進んでしまい、国王にまで目をつけられ、貴重な存在となっていく…というストーリー。
ストーリー展開が明るい感じで進んでいくこと、登場するキャラ達が可愛らしいことから、ライトな気持ちで読み進められる作品となっています。
もちろん内容も面白く、個人的にはカインがどんどん規格外になっていく姿が好きなので、是非読んでもらいたい作品です。

ちなみに、佐々木あかね先生作画のスピンオフ作品『転生貴族の異世界冒険録 〜カインのやりすぎギルド日記〜』も発刊されているので、興味のある方は読んでみて下さい☆

35位【異世界おじさん】殆ど死んでいる 連載中

17年間の昏睡状態から目覚めた叔父に会うため、病室を訪れた甥の[たかふみ]が聞いたのは、奇妙な言語と異世界「グランバハマル」の話だった。
頭がおかしくなったと思ったが、おじさんは実際に魔法を使って見せる。
その姿に驚いたものの、実際の魔法の能力を使い、Youtuberとして生計を立てることを勧める。
Youtuberとなったおじさんと一緒にルームシェアを始めたたかふみは、よく聞く異世界ものとは異なる、壮絶で孤独な物語を聞かされるというストーリー。
異世界もののテンプレート的なお約束を逆手にとったギャグやコメディが主軸の内容となっており、異世界ものが好きな方にはかなりハマる作品ではないかと思います。
個人的には結構ツボるポイントが多い内容のため、おすすめしたい漫画の一つです。

34位【ダンジョン飯】九井諒子 連載中

ダンジョンを旅する冒険者[ライオス]とその一行は、ダンジョンの深層で遭遇した炎竜に苦戦し、全滅してしまう。
ライオスの妹[ファリン]の転移呪文により、なんとかダンジョンから脱出することのできたものの、呪文を使ったファリンは捕食され、炎竜の体内に捕らわれてしまう。
肉体があれば生き返らせることができるこの世界で、ファリンを救うため、消化されつくしてしまうまでに救出しなければならない。
だが、炎竜との闘いで物資を消耗してしまった上、食料を調達する資金すら持っていなかったライオスたちには絶望的な状況だった。
そこでライオスは「倒した魔物を食べる」という驚くべき解決策を提案するのだった。
様々なモンスターを、実際に存在する調理方法によって料理しながらダンジョンを攻略していくという、異色のグルメファンタジー作品。
作り込まれたモンスターの生態と、「いかに調理すれば美味に食べられるか」を考えられている面白さ、ファンタジーながらも現実味あふれる調理シーンが特徴的な面白い漫画となっています。

33位【本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜】(第一部)
原作:香月美夜・作画:鈴華 全9巻(完結)

女子大学生の[本須麗乃]は、突如発生した地震で崩れてしまった大量の本の下敷きになり、命を落としてしまう。
目を覚ますと異世界に転生しており、幼い少女の[マイン]になっていた。
驚くほど幼く病弱な体にとまどいつつ、それ以上に驚いたのは、この世界の識字率が低さだった。
そのため、本はおろか筆記用具すらまともに手に入らないことを知って愕然とする。
無いのであれば作ればいい!と、うろ覚えな前世の知識の中で、本作りに奔走するというストーリー。
第一部は平民の娘マインが巫女見習いとなるまでが語られ、全7巻でまとめられている。

第二部では印刷技術を開発して本作りの集団「グーテンベルク」を結成し、領主の養女となったことが語られている。
作画は鈴華先生が同様にを担当し、連載中。

第三部では領主の養女となり、貴族としての偽の身分と[ローゼマイン]の名が与えられ、自身の仕事をこなしながら領主家族とのふれあいや問題に向き合っていく姿が描かれている。
作画は波野涼先生が担当し、連載中。

第四部では、貴族院へ進学したローゼマインが図書館の魔術具を再生し図書委員を自称し、貴族や王族・政治に関わる問題に関わっていく姿が描かれている。
作画は勝木光先生が担当し、連載中。

32位【蜘蛛ですが、なにか?】原作:馬場翁・作画:かかし朝浩 連載中

コミュ障ぼっち女子高校生がある日、謎の激痛に襲われ気を失ってしまう。
気がつけば、[蜘蛛子]という蜘蛛系のモンスターに転生してしまっていた。
過酷なサバイバル環境をなんとしても生き抜くことを誓ったものの、最弱のモンスターということから、他の魔物や冒険者からも狩られる立場にあり、生き抜くことは困難を極めた。
蜘蛛子はゲーム的なシステムがあることに気づき、なけなしのスキルポイントを使って鑑定スキルを取得したことで、少しづつ環境に適応していく。
次々現れる強者と脅威に打ち砕かれつつ、死線をくぐりながら成長し、大迷宮を生き抜いていくというストーリー。
転スラのように、転生=人間という枠から外されていながら、最弱から罠や知略により打破していく姿がとても面白く、型にハマらない設定と展開が楽しめる作品となっています。

ちなみに、グラタン鳥先生作画で描かれたギャグスピンオフ作品『蜘蛛ですが、なにか?蜘蛛子四姉妹の日常』も発刊されていますので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

31位【信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!】
原作:明鏡シスイ・作画:大前貴史 全21巻(完結)

九つの種族が存在する世界で、最も劣った種であるヒューマンの[ライト]は、最強最悪のダンジョン「奈落」を冒険していた。
皆が優しく助けてくれるパーティー「種族の集い」から唐突に追放宣告をされる。
ライトの持つ『無限ガチャ』が期待に反してハズレスキルと思われたからである。
元のパーティー仲間から攻撃され瀕死状態の中、転移トラップが発動し、なんとか逃げることに成功するのだが、転送されたのは奈落の深層部だった。
神話に出てくるようなレベルのモンスターが襲いかかる中、一か八かで無限ガチャスキルを使う。
そこで現れたのはスーパーウルトラレアカードの「レベル9999 探求者メイドのメイ」だった。
メイはモンスターを瞬殺し、傷まで癒してしまう。
このハズレスキルと思われた無限ガチャは、周りの魔力濃度によりランクの高いカードが出る確率が高くなるという特性があったのだ。
この奈落の深層部という魔力濃度の高い場所を拠点に、無限ガチャで最強軍を作り上げ、元パーティへの復讐へと動き出す。
裏切りからの復讐劇をベースにしたファンタジー作品なのだが、まぁこの最強軍の強いこと(笑)
連載中ということもあり、現在発刊されている内容はかなり個人的に好きな流れなので、今後も楽しみな作品の一つです。

おすすめランキング 30位→21位

30位【月が導く異世界道中】原作:あずみ圭・作画:木野コトラ 連載中

ごく平凡な五人家族の高校生[深澄真]は、突如日本から異世界へとヒューマンを救う勇者として召喚される。
だが、傲慢で性格の歪んだ女神の「醜いから」という理由で、忌わしいゴミとしてこの異世界の果てに捨てられる。
真のいた世界の三貴神の一柱である「月読命」より恩恵を受けること、真の両親は元々異世界の住人だったことから、元居た世界で鍛えられたことで、この異世界では常人より遥かに優れた身体能力を持っていることから、最果ての地より無双するというストーリー。
主人公無双ものではあるものの、配下となる仲間の陰ながら支える姿や、主人公の心に潜む闇などがうまく織り込まれており、とても面白い作品となっています。
真に対してのみ純粋一途な澪が個人的には良い味を出しており、一番好きなキャラです。

29位【最強タンクの迷宮攻略 ~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~】
原作:木嶋 隆太・作画:如月 命 連載中

異世界ファンタジー作品で、タイトルを推測すると追放された勇者パーティーに見返す系の話かと思いきや、すごく真っすぐな作品で細かい設定が施されている上に、攻略すべき迷宮の管理者になったり、様々な方向性への広がりを見せる作品である。
体力9999というのはこの作品の特徴の一つでもあり、神から授けられた外皮と呼ばれる「鎧」であり「体力」となり、0になると防御力が0になるということもあり、攻撃に対して大ダメージを受け、最悪命を落とすことになるというもの。
一般的な冒険者で1000~3000の外皮だが、主人公の[ルード]はMAXの9999となっており、歴代最高数値と言われている。
その特性を活かし、戦闘ではタンク(盾役)となり、守りの要となるのだが、勝手な勘違いと身勝手な発想をする勇者から一方的にパーティを解雇されるところから物語は始まる。
一癖も二癖もある仲間たちを取りまとめ、リーダーシップの強さと心優しい一面から、一番好きなキャラであり、ルードだからこそのストーリー展開なのだと読んでいて清々しく爽快な気分になる面白い作品となっている。

28位【暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが】
原作:赤井まつり・作画:合鴨ひろゆき 連載中

ある日突然クラスメイトとともに異世界に召喚された[織田晶]。
召喚により、クラスメイトたちにはチート能力が付与される中、影の薄い自分にピッタリの「暗殺者」の力を手に入れる。
だが、他のクラスメイトたちのステータスが明らかに自分よりも低い。
勇者のステイタスより高い晶は、おかしさを感じ取り、面倒に巻き込まれないよう気配隠蔽のスキルでやり過ごす。
召喚された真の意味とは、王国が隠す真実とは何か…
徐々に明かされる謎と、予想外の展開が楽しめる作品となっています。

27位異世界賢者の転生無双~ゲームの知識で異世界最強~】
原作:進行諸島・作画:三十三十 連載中

心臓病により余命宣告をうけた青年は残った余命をかけて攻略困難なゲーム「VRMMO」のボスをなんとか討伐するものの、宣告通り心臓発作を起こし、他界してしまう。
気が付くと死の直前に攻略したMMOとそっくりな世界に転生していた。
転生した人物、主人公となるのは[エルド]。出生時から転生した認識はしておらず、エルドが15歳の誕生日を迎えたその日に前世の記憶が鮮明にクリアバックされる形で覚醒する。
自分がよく知る世界に告示しているものの、周りの人たちは基本技すら使っていない。
試しにゲーム内では誰もが使える基本回復技である「セルフシェア」を唱えると、技が発動される。
その現象にここはゲームの世界と同じだと確信したエルドは最強を目指すことにし、一度職についてしまうと変更出来ないことを知っているエルドは能力は最低値の基本職である「ノービス」のまま、ほとんど知られていない超レア職である「賢者」を目指すというストーリー。
漫画だからと言えばそれまでなのですが、ご都合主義と思う内容はありつつも、ゲームに対しての知識とテクニックを駆使して戦う姿やストーリー展開は面白く、次が気になる面白い作品かと思います。

26位【異世界はスマートフォンとともに。】原作:冬原パトラ・作画:そと 連載中

平凡な中学生だった[望月冬夜]は、神様の手違いによって死んでしまう。
自分のミスを悔やんだ神様はせめてもの償いにと、基礎能力の底上げと、現世で使っていたスマートフォンを異世界でも使えるようにして、異世界へと転生させる。
異世界にて第二の人生を送ることになった冬夜は、双子の姉妹[エルゼ・シルエスカ]と[リンゼ・シルエスカ]を助けたことをきっかけにパーティを組んで冒険者として生きていく…というストーリー。
次々現れる美女達とのハーレムものがベースの内容で、異世界にスマホをうまく取り入れており、ファンタジー要素も楽しめることから、純粋に面白い作品となっています。

25位【モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います】
原作:よっしゃあっ!・作画:ラルサン 連載中

タイトル通りの展開のストーリーなのですが、社畜生活を送っていた[クドウ カズト] はある日の深夜帰宅時に謎の大きな犬を轢いてしまう。その瞬間、カズトの頭の中に「クドウ カズトのLVが1に上がりました」との声が響く。
疲れているのだと気にせず眠りにつくのだが、翌朝、カズトが目にしたのは、変わり果てた街並みと人々を襲うモンスターだった。
突如現実世界がゲームのような状況に変わってしまう、誰もが一度は妄想したことがあるのではないかという世界観を描いており、人間のリアリティと非日常を上手に描かれた作品である。
ゲーム設定の裏を突いたようなスキルの使い方や、苦戦しながらもなんとか攻略していくストーリー展開はとても面白い。
カズトの良きパートナーである愛犬のモモも良い味を出しており、戦闘でも活躍しつつ、愛くるしい姿から癒し要素でもあるため、作品全体に緩急のある内容に仕上がっており、今後の展開が楽しみなおすすめ漫画です。

24位【デスマーチからはじまる異世界狂想曲】原作:愛七ひろ・作画:あやめぐむ 連載中

オンラインゲームの下請け会社に勤めるプログラマーの[鈴木一郎]は、激務の中、仕事に一区切りをつけて仮眠をとったのだが、目覚めるとそこは異世界の荒野だった。
視界には見慣れたゲームによく似たユーザーインターフェイスがあり、普段テストプレイで使っていたキャラクターネーム[サトゥー]となっていた。
夢か現実か混乱するサトゥーの前に、唐突に高レベルの300体のモンスターが現れる。
モンスターから一斉攻撃を受けるも、初心者救済システムが発動し返り討ちにしてしまう。
このことにより、一気にレベルアップし、異常なステータスと巨額の財産を手に入れる。
現実を受け入れたサトゥーはせっかくならと、異世界観光と元の世界へ戻る方法探しを同時に行うため、旅に出る…というストーリー。
よく練り込まれた設定とストーリー展開が面白く、異世界転生の王道をいく作品かなと思います。

ちなみに、アリサを主役にした外伝『デスマーチからはじまる異世界狂想曲Ex アリサ王女の異世界奮闘記』が瀬上あきら先生作画により、ルルを主役にしたスピンオフ『デスマーチからはじまる異世界幸腹曲』がつむみ先生作画によりそれぞれ発刊されていますので、興味のある方は読んでみて下さい☆

◎『デスマーチからはじまる異世界狂想曲Ex アリサ王女の異世界奮闘記

◎『デスマーチからはじまる異世界幸腹曲

23位【ふかふかダンジョン攻略記〜俺の異世界転生冒険譚〜】KAKERU 連載中

平凡な派遣社員から異世界に転生した青年[ジャン]は、最強の冒険者をめざし、複数の国家と軍をもってしても攻略しきれぬ謎の超巨大ダンジョン「深き不可知の迷宮」(通称・ふかふかダンジョン)の攻略を目指す物語。
チート能力などを使わず、転生前の知識を駆使して、戦闘で生き残っていくための戦略が学べたりと、緊張感を感じるリアリティーのある構成と展開が魅力の作品です。
リアルさを求めた異世界ファンタジーが好きな方にはピッタリの漫画となっています。
同じ作者の『科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌』の設定も多く反映されており、お色気描写も多めなのも評価が高くなっている要因かもしれません。
KAKERU先生の作品が好きな方はこちらも読んでみて下さい☆

22位【冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する】
原作: 斧名田マニマニ・作画:唯浦史 連載中

かつて伝説の最強魔術師と名を馳せた[ダグラス]だったが、今ではおっさんと呼ばれる歳になり、体は衰えてボロボロになり、力を使えば使う程に弱ってしまう。
勇者パーティーからは首になり、遂にはギルドから冒険者ライセンスを剥奪されることになってしまう。
全てを失い、当てのない一人旅をすることになったダグラスだったが、旅の途中、呪われた少女[ラビ]と出会う。
ラビの危機を察したダグラスは自分の命をかけて解呪に望む。
なんとか解呪を成功したダグラスは、喜ぶのと同時に驚きを覚えた。
以前ほどではないにしろ、何故か自身の力も戻っていたからである。
ダグラスの力の衰えは、老いではなく呪いだったのだ。
呪いから解放されたダグラスはラビを娘とし、新たに二人の旅が始まっていく…というストーリー。
ダグラスのラビに対する溺愛っぷりが面白いのだが、読めば読むほどラビの純粋無垢な可愛さにやられてしまうので、めちゃくちゃダグラスの気持ちが分かります(笑)
ダグラスの無自覚なチートっぷりや、ほっこりするエピソードが満載なので、かなりおすすめの作品です。

21位【暴食のベルセルク ~俺だけレベルという概念を突破する~】
原作:一色一凛・作画:滝乃大祐 連載中

スキルが全ての世界で「暴食」というただ腹が減るだけのハズレスキルを持った少年[フェイト]は無能とバカにされ、危険なのに薄給な城の門番として日銭を稼ぐ最底辺の生活を過ごしていた。
そんなある日、城に侵入した賊を仕留めたことで「暴食」の本来の能力が発動する。
それは「殺した相手のスキルや能力を奪い取る」というものだった。
この能力により、レベルを上げる以外の成長法を見つけたフェイトは信じられないスピードで成長するのを喜んでいたが、この能力には「食べ続けなければいけない」というデメリットもあった。
しかも問題なのは、一度「魂の味」を知ってしまうと普通の食べ物では満たされず、自分より弱い生物ではほとんど飢えをしのげない。
空腹が満たされなければ餓死するか、理性を失い誰彼構わず襲い、食ってしまう狂人と化すという状況の中、常に自分よりの強い相手と戦い続けなければならないという過酷な人生を歩むこととなるというストーリー。
雑魚相手の無双系漫画要素もありつつ、ギリギリ勝てるかどうかの相手との戦闘も多く、絵や描写、人間関係などもうまく織り込まれており、ストーリー展開も読んでいてとても面白い作品になっています。

おすすめランキング 20位→11位

20位【失格紋の最強賢者】
原作:進行諸島・作画:肝匠&馮昊(Friendly Land) 連載中

魔法による戦闘が主流の世界で、生まれながらに性質を決定する因子として4種類に大別される紋章が表れていた。
第一紋から第四紋までの紋章にはそれぞれ特性があり、第一紋は生産・サポートに特化、残りの三紋は攻撃型となり、第二紋は連射性には劣るが高火力型、第三紋は連射型、第四紋は火力性能もあり連射性能もあるバランス型で最も戦闘向きな所謂当たりと呼ばれる紋章である。
そんな世界で、最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法や戦術を研究し尽くし、魔法戦闘を極めた「賢者」と呼ばれる魔導士の[ガイアス]だったが、第一紋ということもあり、これ以上の成長は見込めないと悟ったガイアスは転生魔法を発動し、数千年の時を超え、[マティアス=ヒルデスハイマー]として転生し、当たりとなる第四紋になることに成功する。
だが転生した時代は、信じられないまでに低レベルな魔法理論となった変わり果てた世界であった。
しかも、ガイアスだった時代では当たりとされている第四紋が、何故かハズレ紋とされる「失格紋」とされていた。
賢者と呼ばれる程の知識と経験を元に、その最強っぷりで周囲に影響を与える姿や、最強と呼ばれる魔族との戦いが描かれているのだが、ストーリー展開や作画の技術もあり、重すぎず軽すぎず、良いバランスの仕上がりとなる漫画となっており、とても読みやすい作品で、個人的にはかなりおすすめの漫画の一つである。

19位【黒の召喚士】原作:迷井豆腐・作画:天羽銀 連載中

主人公は見知らぬ場所で目を覚ました。
見知らぬ場所、ここがどこで自分は誰なのかすらわからなかった。
そんな中、テレビゲームのメニュー画面のような物が現れる。
それによると、自分自身の前世の記憶のすべてを対価にスキルポイントを増やしてレアスキルを習得し、「召喚士ケルヴィン」として転生したらしい。
記憶はないものの、自分自身らしいと笑いながら、現状を受け入れ、新たな異世界生活を謳歌していくというストーリー。
独特な性格ながら、どこか共感できる主人公に、魅力豊かなキャラたちがストーリーを彩っており、主人公のバトルジャンキーという性格から、バトル要素も多く、見どころの多い作品となっています。

18位【陰の実力者になりたくて!】原作:逢沢大介・作画:坂野杏梨 連載中

ヒーローを陰で助ける様な「陰の実力者」に憧れていた[影野実]は、日常では目立たないよう過ごしつつ、裏では最強の陰の実力者になるため修行を重ねていた。
核兵器にも勝てる力を探している際、幻覚を見ながらトラックに轢かれてしまい亡くなってしまう。
そして、前世の記憶を残しつつ、魔力のある異世界に[シド・カゲノー]として転生する。
それから10年、陰ながら修行を続けたシドは、悪魔憑きが発現した肉塊を手に入れる。
自身の魔力の研究のため魔力実験を繰り返していたところ、肉塊はエルフの美少女に変化する。
救われた少女は恩返しをしたいと申し出るものの、特に救ったつもりのないシドは「御伽話に登場する魔人ディアボロスの復活を狙うディアボロス教団を潰す」とでっちあげの設定を語り、影の組織『シャドウガーデン』を設立する。
だが、シドの妄想だった話は、実は真実であり、実際に実在する組織だった。
シドはシャドウを名乗り、ごっこ遊びの延長に付き合ってくれていると思い込みつつ、世界に変化をもたらす存在へとなっていくというストーリー。
シド自体は中二病の如くノリでキャラを演じていながら、周りが勝手解釈し、話が進んでしまうチグハグ感も面白いのだが、シャドウの最強っぷりと、シャドウガーデンとディアボロス教団との戦いも白熱しており、とても見どころの多い、面白い作品となっています。

ちなみに、瀬田U先生作画のスピンオフ作品『陰の実力者になりたくて! しゃどーがいでん』も発刊されていますので、是非読んでみて下さい☆

17位【幼女戦記】原作:カルロ・ゼン・作画:東條 チカ 連載中

感情を表に出さないクールなタイプで、順風満帆にエリートコースを歩んでいたサラリーマンは唐突に死を迎える。
それは自身がリストラした男に逆恨みされ、ホームから線路へと突き落されたからである。
死に直面した瞬間、彼の前に「創造主」が現れる。
しかし、彼の合理的で冷淡な態度に、創造主の逆鱗に触れることとなり、神に救いを求めさせるため、非科学的な世界である機械と魔法が発達した世界に幼女[ターニャ・フォン・デグレチャフ]として転生させられる。
前世の記憶を持っているため、幼女とは思えない秀才っぷりと知略を駆使し、安全で不自由のない生活を送るため帝国の軍人となるが、その才能を半ば疎まれながら認められ、危険が隣り合わせになる前線へと駆り出されるというストーリー。
可愛らしい幼女の姿とは裏腹に悪魔のような非情さを持ち合わせたキャラや、神に救いを求めたくない彼に、あえて神の祈りを捧げさせることで尋常ならざる力を発揮させる神の御業など、設定や構成が秀逸で、とても面白い作品である。

16位【この素晴らしい世界に祝福を!】原作:暁なつめ・作画:渡真仁 連載中

不慮の事故で命を落とした高校生の[佐藤和真]は、女神[アクア]に異世界への転移を持ちかけられる。
「異世界には望むものを1つだけ持っていける」と提示されたカズマは、女神アクアを指定し、アクアと共に異世界に転生する。
運勢だけが異常にいい平凡なカズマと、全ステータスは高いものの運勢と知性がちょっとあれなアクアは冒険者となり、異世界を生き抜くというストーリー。
唯一使える爆裂魔法は協力ながらも1発撃つと動けなくなるアークウィザードの[めぐみん]と、かなりの美女ながら攻撃が全く当たらない上に妄想癖がありマゾヒストの変態クルセイダーの[ダクネス]を仲間し、問題行動に振り回され、さまざまな波乱に巻き込まれる姿を描いたコメディファンタジー作品。
お色気要素も盛り込みつつ、笑える面白い作品となっています。

ちなみに、人気の高い作品ということもあり、外伝やスピンオフ作品が多数発刊されていますので、一緒に紹介します。

◎『この素晴らしい世界に爆焔を!』原作:暁なつめ・作画:森野カスミ 全5巻

◎『この素晴らしい世界に祝福を! かっぽれ!』原作:暁なつめ・作画:ずんだコロッケ 全2巻

◎『この素晴らしい世界に日常を!』原作:暁なつめ・作画:染宮すずめ 全3巻

◎『この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ あの愚か者にも脚光を!』原作:暁なつめ・作画:豚たま子 全2巻

◎『この仮面の悪魔に相談を!』原作:暁なつめ・作画:染宮すずめ 全2巻

◎『続・この素晴らしい世界に爆焔を!』原作:暁なつめ・作画:森野カスミ 全4巻

◎『この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ』原作:暁なつめ・作画:森野カスミ 連載中

15位【ナイツ&マジック】原作:天酒之瓢・作画:加藤拓弐 全17巻(完結)

重度のロボットオタクで天才プログラマーの[倉田翼]は飲酒運転の車に轢かれてしまい命を落としてしまう。
だが、何故か前世の記憶と知識を持ったまま異世界に[エルネスティ・エチェバルリア]として転生する。
転生した異世界では、剣と魔法、そして大好きなロボット「幻晶騎士(シルエットナイト)」が存在していた。
大のロボットオタクとして、幻晶騎士のパイロット「騎操士(ナイトランナー)」を目指す。
この世界の「魔法術式」は前世で得意としていたプログラム論理法則に応用できること、この世界では生まれつき持っている「魔法演算領域」を仮想コンピュータとして見立てることにより、様々な魔法の組み替えや新しい術式を生み出すことで世界を変えていくことになる。
ファンタジーとロボットものを融合させた異色ながらにめちゃくちゃ面白い作品となっています。
基本は自身の欲望と願望がベースながら、欲が無く、どんどん周りを良くしていく姿や白熱したロボットバトルが個人的に大好きで、是非読んでもらいたい作品となっています。

14位【俺だけレベルアップな件】原作:Chugong・作画:Dubu (Redice Studio) 連載中

異次元と現世界を結ぶ「ゲート」が現れた世界。
戦う力に覚醒した人は「ハンター」と呼ばれ、ゲート内部のダンジョンに潜むモンスターを倒すことで報酬を得ていた。
この物語の主人公である[水篠旬]は人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンターだったものの、母親の高額な治療費を稼ぐため、仕方なくハンターを続けていた。
あるゲート探索中に突如発生した二重ダンジョンに迷い込み、圧倒的かつ理不尽な力を前に死に瀕するが、何らかの条件を乗り越えたとのことで「システム」と呼ばれる存在に特別な能力を授かる。
本来は一度決められた力は変動しないはずが、この能力ではデイリークエストや敵を倒すことでレベルアップすることが出来た。
唯一、制限なく成長できる存在となり、常に強敵と戦うことで強くなっていく姿はとても面白い。
また、秀逸な設定だなと思うのは、旬が獲得した職業「ネクロマンサー」の力で、倒した強敵を自分の味方に出来るため、旬一人だけで最強の軍団が作れるということ。
いろんな面白要素が楽しめる、おすすめ漫画です。

13位【スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました】
原作:森田季節・作画:シバユウスケ 連載中

社畜となり、過労死してしまったOLの[相沢梓]は本人の希望もあり、不老不死の魔女[アズサ・アイザワ]として転生する。
前世では仕事ばかりで人生を謳歌できなかったことから、のんびりとスローライフすることにする。
平和なフラタ村近くの高原で、寝たいときに寝て起きたいときに起きるというスローライフを満喫しつつ、生活費を稼ぐため毎日スライムを狩り、素材の数が貯まればギルドに換金しに行くという生活を続けていた。
そして気付けばおよそ300年が過ぎ、「高原の魔女」と呼ばれていた。
換金しに行ったギルドで受付嬢のナタリーから興味本位でレベル測定を行なうと、まさかのLv99(MAXLv)となっていた。
知らぬ間に「最強の魔女」となっており、噂を聞きつけた腕自慢達が押し寄せてくることに。
その中でも、ナンテール州最強と呼ばれるレッドドラゴンの[ライカ]もいた。
瞬殺されたライカから弟子にしてほしいと申し出られ、のんびり一人暮らしは終わりを告げる。
だが、このことをきっかけにスライムの精霊にエルフ、魔族に幽霊と、少しづつ家族が増えていき、家族の団らんや人とのふれあいを増やしていくという、ほっこりする内容の多い作品となっている。
笑えるポイントも織り交ぜつつ、心が温かくなる話が多いので、とても大好きな漫画の一つです。

ちなみに、魅力的なキャラも多く、人気の高い作品ということから、スピンオフ作品も多数発刊されています。

◎『ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました』原作:森田季節・作画:村上メイシ 全3巻

◎『レッドドラゴン女学院』原作:森田季節・作画:羊箱 連載中

12位【盾の勇者の成り上がり】原作:アネコユサギ・作画:藍屋球 連載中

図書館で四勇者について書かれた本を手にとった大学生の[岩谷尚文]は突如、異世界の国家「メルロマルク」に召喚され、「盾の勇者」だと告げられる。
尚文以外にも、剣・槍・弓の勇者が召喚されていた。
次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すから世界を救うよう国王から命じられ、それぞれの武器を鍛えるため志願者をパーティに加えることになるのだが、攻撃の出来ない盾の勇者は全く人気がなく、誰も志願者がいなかった。
唯一[マイン]という女性だけが従者となってっくれたのだが、酔った尚文の全財産を奪い、自作自演の冤罪を尚文にかけるのであった。
必死に弁明するものの、マインはメルロマルクの第一王女ということもあり、尚文を信じる者はおらず、白い目で見られながら、無一文で旅立つこととなる。
どん底の状態から仲間を増やし、成長し、異世界で成り上がっていくというストーリーなのだが、憎しみでドロドロした内容は序盤のみで、尚文の人柄や仲間たちの助けもあり、清々しい内容が多く、ストーリー展開もとても面白い、おすすめ出来る作品です。
ファンも多く、関連作品も多く発刊されているので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

◎「槍の勇者のやり直し」 作画:にぃと 連載中

◎「盾の勇者のとある一日」 作画:赤樫 連載中

◎「盾の勇者のおしながき」 作画:赤野天道 連載中

11位【オーバーロード】原作:丸山くがね・作画:深山フギン 連載中

冴えないサラリーマンである[鈴木悟]は、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」がサービス終了を迎えるに辺り、ゲーム内で栄光を誇ったギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の主要メンバーであるプレイヤー[モモンガ]として、ギルドの本拠地「ナザリック大墳墓」でただ一人、最後の瞬間を待っていた。
カウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じながら、かつての仲間達との思い出に浸る。
しかし、サービス終了の時刻になっても強制ログアウトは起こらない。
それどころか、意志を持たないはずのNPCたちが意思を持ち、語りかけてきた。
驚くのも束の間、自分自身もゲームキャラであるモモンガとして存在していることに気付く。
様々な葛藤をしながら、もしかしたら自分以外にも同じようにゲーム内に入り込んでいるのではないかと思い、「アインズ・ウール・ゴウン」の名を名乗り、ナザリック大墳墓の勢力と共に行動に移していく…というストーリー。
元は平凡なサラリーマンが周りの過剰な評価により、王に鎮座する姿が良い味を出しており、ストーリー展開や欲動的なバトルシーンも魅力的な、とても面白い作品となっている。

ちなみに、じゅうあみ先生作画の4コマスピンオフ作品『オーバーロード 不死者のOh!』も発刊されており、良い味を出しているので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

おすすめランキング 10位→1位

10位【ありふれた職業で世界最強】原作:白米良・作画:RoGa 連載中

異世界転位系の漫画。
担任の先生も含めた一クラス全員が転位されることとなり、魔物からの脅威に立ち向かうという話なのだが、クラスメイトが次々とチートスキルを取得する中、主人公の[南雲ハジメ]が手に入れたのは非戦闘向けの「錬成師」という職業だった。
ハズレスキルだとバカにされながらも皆の役に立つため、知識を蓄えていたのだが、あるダンジョン攻略のさなか、クラスメイトからの裏切りに遭い、生存不可能なレベルのダンジョンの奈落の底へと落とされることとなる。
奇跡的に転落死を避けられたものの、魔物に左腕を食いちぎられてしまう。
命からがら逃げ込んだ洞窟で偶然見つけた神結晶の神水の力により、三度窮地を脱する。
生きる為に、なんとかしとめた魔物の肉を食べるが人体には猛毒だったのだが、神水の力で解毒する。
そして、食べた魔物の能力まで取り込めるという、空腹を満たす以上の恩恵が得られることとなる。
地獄のような環境と絶望的な状況から人格が変わりつつも、皆のために蓄えた知識と錬成師というスキルを元に、現代社会の最強武器である銃の錬成に成功し、ダンジョン攻略を目指すというストーリー。
始まりの展開もさることながら、魅力的なキャラクターやダンジョン攻略後のストーリー展開も面白く、めちゃくちゃおすすめ出来る作品です。
その人気の高さから、スピンオフ作品も発刊されているので、興味のある方は是非読んでみて下さいね☆

◎「ありふれた職業で世界最強 零」 作画:神地あたる 連載中

◎「ありふれた日常で世界最強」 作画:森みさき 連載中

◎「ありふれた学園で世界最強」 作画:森みさき 連載中

9位【世界でただ一人の魔物使い ~転職したら魔王に間違われました~】
原作:筧千里・作画:堂島ノリオ 連載中

全ての人達が「天職」を与えられる世界で「勇者」の天職である[ノア・ホワイトフィールド]はLV99のカンストとなっていた。
ただ、天職「勇者」だからと特に悪さをしているわけでもない魔王を倒さなければならない戦いの日々に嫌気がさしており、のんびりスローライフを送るため、「勇者」の職から変わるため、「転職の書」を探し出すことに成功する。
そして転職した新たな職業は聞いたことのない「魔物使い」だった。
レベルカンスト状態からの転職により、世界でただ一人限界突破した状態でさらに強くなることが出来る状態で、倒した魔物を使役化出来るようになる能力を使い、自身が望むスローライフを送るために魔物の国を作ることにする。
だが、周りからは言葉の通じない魔物と会話し意思疎通をするノアのことを魔王と勘違いされ、次々と資格が送り込まれたり問題が巻き起こるというストーリー。
主人公最強系漫画だが、仲間となる魔物も個性的なキャラがあったり、倒した相手は魔物だけでなく人間にも作用される設定から、ストーリー展開にも幅が広がっているおり、とても面白い作品となっている。

8位【転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます】
原作:謙虚なサークル・作画:石沢庸介 連載中

血筋と才能に恵まれなかった魔術師は決闘の末、間抜けな最期を迎える。
そんな彼が次に目を覚ますと、サルーム王国の第七王子[ロイド]に転生していた。
恵まれた環境に前世の記憶と知識を駆使し、大好きな魔術を学び、研究していく。
10歳ながらに膨大な魔力を内に秘めたロイドは、王国の封印書庫に封じ込められていた[グリモ]を解放してしまう。
かつてサルーム王国を滅亡寸前まで追い込んだ魔人だったが、ロイドの異質で底知れぬ魔力と強さに完全降伏し、服従を誓う。
使い魔となったグリムがツッコミ役となりつつ、ロイドは自由奔放に魔術研究に明け暮れ、無双していくというストーリー。
魔術のこと以外に全く関心の持たないながらも、規格外のロイドと、一般レベルが基準の周囲とのやりとりが面白く、白熱した戦闘シーンに可愛い作画など、見どころの多い作品です。
評価は分かれるかもしれませんが、うまくゆるいポイントを作ることで、ストーリー展開が重すぎなくされているところが個人的には好きで、良い味を出しているなと感じます。

7位【転生賢者の異世界ライフ 〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜】
原作:進行諸島・作画:彭傑 連載中

ブラック企業の社畜である[佐野ユージ]は持ち帰った仕事をしている最中に異世界に転生してしまう。
特に元の世界に未練もなかったため、異世界で平穏無事に過ごすことにする。
異世界での職業は「魔物使い(テイマー)」だが、召喚直後に訪れた廃屋で見つけた魔導書を読んだことで様々な魔法を覚えることとなり、気が付くと「賢者」の職業を手に入れていた。
異世界の常識を破る程の強さに、周りを巻き込みながらもユージ自身は無自覚なまま冒険者となり、その持ち前の優しさからトラブルに巻き込まれ、ハチャメチャ無双ぶりを発揮していくというストーリー。
ストーリー展開もサクサク読み進めやすく、テイマーとしてのモンスターの使い方の面白さ、賢者としての魔法バトルなど見どころが多く、「無自覚」ながら強敵を倒していく姿はなかなか爽快な気分になれる、どことなくさっぱりした感じのテイストの作品で、個人的にとてもおすすめな漫画です。

6位【賢者の孫】原作:吉岡剛・作画:緒方俊輔 連載中

不慮の事故で命を落とした20代のサラリーマンは、魔法が存在する異世界に転生する。
赤子の頃魔物に襲われた、家族と思われる人たちが死んでしまう中、唯一生き残り、泣いていたところマーリンに発見され保護される。
[シン]と名付けられ、育ての親である[マーリン]と[メリダ]の指導と前世の知識を活かし、純粋で心の優しい、優れた魔法使いの青年へと成長する。
魔法に魅せられ、日々鍛錬を積み重ねてきたものの、人里離れた森の奥で育ってきたことと魔法以外に興味が無かったシンは、全くと言っていい程、一般常識を身に着けていなかった。
それを危惧した二人は、アールスハイド王国の高等魔法学院へと進学させることになる。
世界中で知らない人はいない程の「賢者」であるマーリンと、魔道具の発展に寄与した偉人「導師」メリダの孫として、規格外のシンが学園・王国を変えていくというストーリー。
マリアやシシリー、オーグと共に困難に立ち向かう姿や魔人との戦いも見どころなのだが、互いに奥手なシンとシシリーの恋模様もうまく描かれており、飽きの来ないストーリー展開で、とても面白い作品となっています。

ちなみに、外伝作品も複数出されており、マーリンとメリダの若かりし頃が描かれた『賢者の孫 Extra Story』や、メイとクラスメイトの奮闘が描かれた『賢者の孫SP おうじょさま奮闘記』、アルティメット・マジシャンズの日常を描いた『賢者の孫SS』が発刊されていますので、是非読んでみて下さい☆

◎『賢者の孫 Extra Story』原作:吉岡剛・作画:清水ケイスケ

◎『賢者の孫SP おうじょさま奮闘記』原作:吉岡剛・作画:西沢秀二

◎『賢者の孫SS』原作:吉岡剛・作画:石井たくま

5位【勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う】
原作:深山鈴・作画:茂村モト 連載中

動物たちの力を使役するビーストテイマーの[レイン]はサポート役として勇者パーティーに所属していた。
だがある日、突然の解雇宣告を言い渡される。
それまで仲間だと思っていたパーティーメンバーからも罵詈雑言を受け、失意の底の中、それでも生きていかないといけないことから心機一転、一人、冒険者となる。
ギルドから課せられた試験の最中、森で弱っていた[カナデ]を助ける。
彼女は最強種と呼ばれる希少な種族「猫霊族」だった。
カナデと意気投合したレインは、カナデからの申し出もあり、契約することになる。
このことで、レインは契約の恩恵を受け、新たな力を手に入れることになる。
本来持つビーストテイマーの領域を遥かに凌ぐ能力を持つレインが、次々と最強種と契約を交わし、強くなっていく姿と、本当の意味での仲間たちの絆が描かれた作品。
嫌な勇者パーティーにもちゃんとスッキリする展開も早々に見れるので、明るい気分で読み進められる内容となっており、復讐ものではなく、楽しく前向きな漫画となっており、かなりおすすめの作品です。

4位【無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜】
原作:理不尽な孫の手・作画:フジカワユカ 連載中

いじめがきっかけとなり20年近く引きこもりをしていた34歳無職の主人公は、親が死去したことを機に、兄弟に見限られて家を追い出されてしまう。
家を出された後、目の前でトラックに轢かれかけた高校生3人を見つけ、助けようとして事故死してしまう。
次に目を覚ました際、自身が赤ん坊になっており、成長と共に、剣と魔法の世界となる異世界に転生したことを理解する。
前世の記憶を持ちつつ[ルーデウス・グレイラット]として新たなスタートを始めたことで、前世での後悔を振り返り、懸命に生き、前世のトラウマを乗り越えて成長していくというストーリー。
転生して主人公最強系とは少し違い、きちんと努力して強くなっていく様子や、心にトラウマを持ちながらも結果的にきちんと前を向き進んでいく様はとても面白いです。
中身34歳(実際はそこにルーデウスの成長過程が加算されるので、実質40歳程)の変態男の心の声や感情がだだ洩れなところも人間臭くて好感が持てます。
ストーリー展開も緩急があり、いろんなパターンのシチュエーションやバリエーションが楽しめるので、個人的に大好きでおすすめな作品です。

ちなみに、作画は変わりますが、スピンオフ作品も発刊されているので、是非読んでみて下さいね☆

◎「無職転生 〜ロキシーだって本気です〜」 作画:石見翔子 連載中

◎「無職転生〜4コマになっても本気だす〜」 作画:野際かえで 全3巻

3位【Re:ゼロから始める異世界生活】
原作:長月達平・作画:マツセダイチ 第一章:全2巻(完結)

コンビニ帰りに突如として異世界に召喚された、引きこもりの高校生[ナツキ・スバル]。
召喚早々に死にかけるも、銀髪のハーフエルフの美少女[サテラ]と精霊の[パック]に助けられる。
命を救ってもらったお礼に、サテラの探し物を手伝うことにするのだが、何者かに襲撃され二人は命を落としてしまう。
次にスバルが目を覚ますと、召喚された時点に戻っていたのだった。
何度かの死を繰り返すうち、自身の死がトリガーとなり、記憶を残したまま時間を戻せるタイムリープ「死に戻り」能力があることに気付く。
後にサテラと名乗っていたのは偽名であり、本当の名は[エミリア]という彼女を巡り、物語が繰り広げられていく…というストーリー。
恐怖すら感じるダークファンタジーなのに、死に戻り能力を駆使したストーリー展開と、設定と構成が秀逸で、人気が高く、とても面白い作品となっています。

ちなみに、第一章は「王都の一日編」とされており、現在第四章までと外伝が発刊されていますので、是非全て網羅してもらいたいです☆

◎『第二章 屋敷の一週間編』原作:長月達平・作画:楓月誠

◎『第三章 Truth of Zero』原作:長月達平・作画:マツセダイチ

◎『第四章 聖域と強欲の魔女』原作:長月達平・作画:花鶏ハルノ

◎『剣鬼恋歌 〜Re:ゼロから始める異世界生活†真銘譚〜』原作:長月達平・作画:野崎つばた

2位【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】
原作:大森藤ノ・作画:九二枝 全10巻(完結)

物語の舞台となる「迷宮都市オラリオ」には様々な冒険者が富と名誉のため巨大地下迷宮「ダンジョン」を攻略していた。
人間は特定の神と契約し、その神の眷属「ファミリア」となることで、特殊な力「神の恩恵(ファルナ)」を手に入れ、スキルや魔法を使えるようになります。
そんな世界で、英雄譚のような運命の出会いに憧れてオラリオにやって来た駆け出し冒険者[ベル・クラネル]は女神[ヘスティア]の眷属となり、ダンジョン攻略に精を出していた。
ある日、低階層では遭遇するはずの無い強敵「ミノタウロス」に襲われるものの、剣姫[アイズ・ヴァレンシュタイン]に救われる。
ベルは運命の出会いと思い、一目惚れしてしまう。と同時にベルに眠っていたレアスキル「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」が発現する。
この能力は、想いの丈により効果が向上し、想いが続く限り効果は持続し、早熟するというもの。
剣姫と呼ばれる強さを持つアイズに想いを寄ことで、ベルは信じられない速度で成長していくというストーリーなのだが、決して最強などではなく、いつもギリギリの戦いをすることで心体共に成長していく姿がとても面白い作品です。
最初はタイトルの印象からラブコメ的内容かなと思っていましたが、がっつりバトル要素のある、良い意味で期待を裏切ってくれた面白い漫画です。
ちなみに本編は10巻までですが、続編となる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか II」が発刊され連載中ですので、是非読んでみて下さい。

かなり人気の高い作品で、アニメ化・映画化もされており、様々な外伝も発刊されていますので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆
◎「外伝 ソード・オラトリア」 作画:矢樹貴 連載中

◎「ファミリアクロニクル episodeリュー」 作画:桃山ひなせ 全6巻

◎「4コマ【神様の日常】」 作画:タカムラマサヤ 全2巻

◎「ダンまち4コマ そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか」 作画:ちょぼらうにょぽみ 全2巻

1位【転生したらスライムだった件】原作:伏瀬・作画:川上泰樹 連載中

通り魔に刺されて死んだ[三上悟]は、異世界の洞窟でスライムとして転生する話なのですが、次から次へと目まぐるしくも慌ただしくない適切なテンポで物語が展開していきます。
初めはなんの感覚もないスライムだったが、少しづつ周囲の薬草やモンスターの死骸からスキルや適性を得ていき、感覚や視覚を得ていくところから始まるのも、リアリティがあって好きな時間でした。
得たことで、転生してきた洞窟に封印されている暴風竜[ヴェルドラ]の存在を知り、仲良くなります。
ヴェルドラは主人公に[リムル]の名を贈り、リムルはヴェルドラと自分に「テンペスト」のファミリネームを名づけて友達となる
リムルはヴェルドラの封印を解くため、自身のスキル「捕食者」を使い、封印結界ごとヴェルドラを収納し、洞窟をあとにする。
そこからはさまざまなモンスターとのやりとりを経て魔物の国をつくっていくというストーリー。
ほんとに無駄のないストーリー展開で、どの話も面白い。
少しづつ増えていく仲間、大きくなっていく魔物の国、強くなっていくリムルなど、見どころたっぷりのおすすめ作品です。
ちなみに、人気の作品からスピンオフ作品も多数発刊されているので、興味のある方は是非読んでみて下さいね☆

◎「転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方」 作画:岡霧硝 連載中

◎「転スラ日記 転生したらスライムだった件」 作画:柴 連載中

◎「転生しても社畜だった件」 作画:明地雫 全2巻

◎「転ちゅら! 転生したらスライムだった件 リムルテンペスト」 作画:茶々 連載中

◎「転生したらスライムだった件 異聞〜魔国暮らしのトリニティ〜」 作画:戸田タエ 連載中

ライターからヒトコト

いかがでしたでしょうか?
好きな作品や興味が出た作品がありましたら、是非お試し下さいね☆
今回は計50作品の紹介となりましたが、他にも隠れた名作やあなたにドンピシャの漫画はたくさんあるかと思います。
これ面白いよ!って作品があれば是非コメントやメールで教えてもらえると嬉しく思います☆

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sakahiro

はじめまして! 一児のパパをしています、ライターのsakahiroと申します。 漫画やアニメを中心にした、様々なおすすめランキングを書いていきたいと思っています。 趣味の範囲にはなりますので、優しい気持ちで読んでもらえると嬉しいです(^^)

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